ドロンワーク

ドロンワーク

ドロンワークとは、生地の経糸(たていと)もしくは緯糸(よこいと)のどちらか一方向のみ、または両方向共に抜き取り、残った糸を刺繍でかがる手法です。この手法は刺繍の場合、糸抜きドロンとも言われています。最初にミシンで糸を抜き、さらにピコミシンで残った糸をまとめてハシゴ状にします。ジャカード刺繍機にメスを取り付け、生地を切り刺繍でかがるボーラー刺繍も、ドロンワークの一種です。

しかしボーラー刺繍は同じ場所を刺繍するため、使用糸によっては刺繍面が硬くなります。Aの画像は生地から糸を抜きとったままの状態のものです。糸をかがる前にはこのような状態になります。またBの画像は六方引きと呼ばれる和装刺繍の技法ですが、ドロンワークとして使われることもあるのでこちらでご紹介しました。

ボーラー刺繍

ボーラー刺繍

ボーラー刺繍とは、ジャカード刺繍機に特殊なメスを取り付けて布地に切れ目を大量に付け、その切れ目を外側へ引くように刺繍でかがる加工です。残布をいかに見せないようにかがることができているかで、綺麗な状態であるかを判断します。

最近ではメスの代わりにレーザーを用いて、レーザーカット+刺繍の手法で同じような柄を縫うことが多くなっています。これはほとんど変わらない状態で仕上がり、かつボーラー刺繍よりも綺麗に仕上げられることが多いためです。