史上初の工芸産地体験型イベント「日本工芸産地博覧会 大阪2021」開催!
11月末、体験型イベント「日本工芸産地博覧会 大阪2021」が、大阪で開催されます。北は北海道、南は沖縄まで50を超えるつくり手が集い、ひとつの産地をつくる“史上初”の試みです。
トリプル・オゥ(笠盛)もブースを構え、普段は産地に行かないと見られない・体験できないものづくりの様子をお届けします。人の手によって生み出される「工芸」がこれまで以上に好きになる、そしていつか本当の産地へ行きたくなる、そんなイベントを目指して鋭意準備中です。皆さまのお越しを心よりお待ちしております。
職人の技を見て、話を聞き、全ての工芸に触れる3日間
目指したのは、産地のまるごと体験。
竹工でできた入場ゲートをくぐると、「伊達干しやぐら」や「たたら吹き」のインスタレーションが出迎えます。さらにガラス、金属、石工、陶磁器、木工、漆、紙、繊維、皮革など全国53の工芸産地が集結し、実際に製造現場を見学しているような臨場感ある実演やワークショップ、物販、産地の風土に根付いたフードマルシェなどが登場します。
トリプル・オゥ ワークショップ
刺繍廃材を利用して、オリジナルのクリスマスオーナメントづくりです。星&ツリーモチーフのベースにさまざまな刺繍モチーフやパーツを組み合わせて自分だけのオリジナルを手軽に制作できるワークショップです。
<概要>
日程:11/26(金)・27(土)・28日(日)
時間:①10:30 ②12:00 ③13:30 ④ 15:00
所要時間:1回60分程度
参加費:1人1,500円(税込)
定員:各回4名(1日最大16名まで)
当日券:残券がある場合のみ当日ブースにて販売
予約できるようになりました。(11/14更新)
ワークショップ例
【 玉川堂】
1816年創業、銅板を金鎚で叩いて整形する鎚起銅器の技を継承。ワークショップでは金鎚で「銅器小皿製作体験」を開催予定。
【Hacoa】
越前漆器の木地作りで培った技術力と伝統をベースにした木製雑貨ブランド。ワークショップでは「無垢の鉛筆づくり」を開催予定。
【能作】
400年伝わる鋳造技術を用いて仏具・茶道具等を製造する鋳物メーカー。ワークショップでは「錫の鋳物体験」を開催予定。
【中川政七商店】
1716年麻織物の商いで創業後、工芸をベースにした生活雑貨を生み出す。ワークショップでは「しめ縄飾り製作」を開催予定。
出店ブランド一覧
かもしか道具店/Sghr 菅原工芸硝子/Hacoa/マルヒロ/玉川堂/能作/育陶園/HIDA/堀田カーペット/奥出雲前綿屋鐵泉堂/中川政七商店/ササキ工芸/OIGEN/注染手ぬぐい にじゆら/中村節朗石材/アルテマイスター/菊井鋏製作所/ヤマチク/弘前こぎん研究所/指勘建具工芸/和ろうそくkobe松本商店/谷口眼鏡/高野竹工/中井産業/チエモク/増田桐箱店/清原織物/すずも提灯/SOUKI/まくらのキタムラ/ISHIDASEIBOU/トリプル・オゥ(笠盛)/鍋島虎仙窯KOSEN/FLAT(髙田織物)/箸蔵まつかん/和泉木綿/琉球びんがた普及伝承コンソーシアム/堺一文字光秀/HEP/幸呼来Japan/乾レンズ/タケフナイフビレッジ/五十嵐製紙/漆琳堂/佐藤繊維/京都絞美京/CHROMES/絞り染め体験工房 角野晒染/京からかみ 丸二/京都川端商店/伝統みらい/京都 宮井/エコノレッグ
“Lives & C rafts” 工芸について考えるカンファレンス
工芸や文化について深く考えるきっかけを提供するカンファレンスも同時開催。
テーマは、“Lives&Crafts”。現在開催中のドバイ国際博覧会にて日本館クリエイティブアドバイザーを務める齋藤精一氏、ファッションブランドmatohuにて手仕事を見つめなおすメディア「手のひらの旅」を展開する堀畑裕之氏、関口真希子氏、宗教史学者であり日本文化の深耕を牽引する中沢新一氏をはじめ多数のゲストが登壇し、工芸、産地、いのち、いとなみについて、講演およびパネルディスカッションを行います。
開催概要
日本工芸産地博覧会 大阪2021
日程:2021年11月26日(金) 、27日(土)、28日(日)
場所:大阪 万博記念公園(大阪府吹田市千里万博公園1-1)
入場料:無料
内容:日本全国の工芸品の展示・販売、ワークショップイベントの開催
マルシェイベントの開催、カンファレンスイベントの開催
出店:工芸メーカー53社、フードマルシェ約10店
詳細はWEBサイトhttps://kougei-sunchi.or.jp/expo/ をご確認ください。